池袋暴走母子死亡事故から1年…遺族「軽い罪で終わる前例を作りたくない」(スポーツ報知)

 東京・池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三被告(88)=過失運転致死傷罪で起訴=の運転する車が暴走し、自転車で横断歩道を渡っていた主婦・松永真菜さん(31)と長女の莉子さん(3)をはねて死亡させるなど11人が死傷した事故の発生から19日で1年が経過する。遺族の松永拓也さん(33)は16日、開設したYouTubeチャンネルで再発防止の思いと刑事裁判への決意を語った。

 日本中が悲しみと怒りに震えた事故から1年。3人で暮らした自宅からの動画でメッセージを発した松永さんは「私は2人の命を無駄にしないため、具体的行動を人生をかけて行って参ります」と述べた。

 今後予定する刑事裁判に向け「妻と娘がなぜ亡くならなければならなかったのか、遺族として加害者から直接、真意を聞きたいです。軽い罪で終わる前例を作りたくないです」とし、厳罰を求めていく決意を新たに。

 また、今まで名字のみ公開していた名前について「心の準備、闘う準備、交通事故防止への覚悟、たくさんの支援者ができました」とし、今後は実名で活動していく考えを明らかにした。

 飯塚被告は昨年11月の書類送検後、今年2月に在宅起訴。公判に向けて待機している。

報知新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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