河津桜、東京・木場でも咲き誇る 本場の美しさに感激、続いた植樹

野田枝里子

 東京都江東区木場公園わきに植えられた早咲きの河津桜が見ごろを迎えた。

 区によると、公園近くを流れる大横川沿いに約80本が植えられている。もともとは区民の住民が静岡県河津町で見た河津桜に感激し、生まれ育った江東区にも咲かせたいと苗木を購入して寄付。その後も区が植樹を続けているという。

 木場公園付近の河津桜は2月中旬から咲き始め、場所によって開花時期が異なるため、例年3月中旬ごろまで楽しめるという。春の暖かさが感じられた6日、訪れた人たちは濃いピンク色に染まった桜の散歩道を楽しんでいた。

 横浜市の財部遙さん(33)と千葉県松戸市の栗原彩さん(34)は、ともに1歳の子どもを連れて公園に遊びに来たという。財部さんは「たまたま通りかかったら、こんなにきれいな桜が咲いているなんて」と春の訪れを喜んでいた。(野田枝里子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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