法務省、差別的投稿の杉田水脈議員を「啓発」 人権侵害申し立て受け

 自民党杉田水脈(みお)衆院議員が自身のブログで在日コリアンらに差別的な投稿をした問題で、法務省が人権尊重への理解を深めるよう、杉田氏に「啓発」をしていたことが関係者への取材でわかった。

 杉田氏は2016年の国連会議をめぐり、参加者らの写真とともに、「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」と投稿した。国連会議にチマ・チョゴリを着て参加し、写真を投稿された在日コリアンの女性3人が今年2月、大阪法務局に人権侵害を申し立てた。

 申し立てた府内在住の在日コリアンの女性(65)によると、13日に法務省の担当者から電話があり、「調査が終了し、杉田議員に啓発した」と説明されたという。10月以降、担当者による説明会が開かれる予定という。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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