洋食店、閉店後6秒の隙 21万円盗んだ疑いで男を逮捕、容疑否認

 閉店直後の飲食店に侵入し、売上金を盗んだとして、警視庁はセネガル国籍で職業不詳のジャセ・コソ容疑者(44)=川崎市宮前区馬絹3丁目=を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕し、10日発表した。「まったく身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

 捜査3課によると、逮捕容疑は6月11日午後10時10分ごろ、東京都豊島区南池袋2丁目の洋食店に侵入し、現金約21万5千円を窃取したというもの。

 当時、従業員の一人がレジ内にあった売上金を取り出し、出入り口付近のカウンターに一時的に置いた。同課は、ジャセ容疑者がその6秒間に自動スイッチが切られた店の扉を手動で開けて店内に出入りし、金を盗み出したと説明している。店は閉店直後で、従業員らが作業する様子を同容疑者が店外からうかがっていたと同課はみている。

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 警視庁によると、閉店直後の店舗で従業員が目を離した隙に売上金が盗まれる事件は、都内でしばしば起きている。23区内では2014年から今年8月までに計32件、総額約680万円の被害が確認されているといい、同庁が注意を呼びかけている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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