洗濯物がキレイに乾く基本の干し方(ウェザーニュース)

 リモートワークなどで在宅時間が増えた分、家事の役割分担が変わったというご家庭も多いと思います。
 ただ、普段から家事を行っていないと、「もっと頑張りたいけれど、正直やり方が良くわからない」という方も実はいらっしゃるかもしれません。

 また、今の時期は晴れれば洗濯物がカラッと乾き、洗濯が楽しくなる季節でもあります。
 そこで今回は、ライオン株式会社お洗濯マイスター大貫和泉さんに、不慣れな方に伝えたい、洗濯物のシワを減らし早く乾かす3つのコツを教えて頂きました。

1、しわがつかないように干す

 しわがついたまま乾いてしまうと、それを直すのにアイロンをかけたり、シワの部分が乾きにくく取り込むまでの時間が増えたりなど、手間がかかることがあります。

 洗濯に慣れていない人は、NG例のタオルのように、しわがついたまま干してしまいがち。
 洗濯槽から取り出したら、パシッパシッと上から下に数回振りさばいて、極力しわを伸ばしてから干します。
 簡単ですが、このひと手間が、結果的にアイロンの手間を省いたり、乾燥時間を早めたりすることにつながります。

2、早く乾くように干す

 角ハンガーを使う場合は、外側に長い衣類を、内側に短い衣類を干す「アーチ干し」をすると早く乾きます。
 面積の大きいもの、綿素材のもの、厚手のものなど、乾きにくい衣類は、角ハンガーの外側に干しましょう。干し方を工夫することで乾燥時間が早くなります。
 また部屋干しの場合は、さらに扇風機で風を当てると、早く乾かすことができます。

3、アイロンいらずのアイテム別の干し方

 さらに、家族で良く使うカットソー、ズボン・スカート、靴下、パンツ、ブラジャーの干し方をマスターすれば、日々のお洗濯はもう怖いものなしです。

 例えば、カットソーは、肩幅に合わせたハンガーにかけて陰干しすることで、型くずれを防止します。

 ズボンやスカートなどは筒状に干すことで、早く乾くだけでなく、型くずれ防止にもなります。

 靴下は「ゴムの部分」を上に干すことで、ゴムの劣化を防ぎます。

 パンツ・ショーツは、腰のゴムの部分の両端をピンチで挟んで干すとよいでしょう。型崩れを防ぐためにブラジャーはアンダーラインを上にして干します。

 ただし、下着は他の衣類と異なりご家庭で好みの干し方があるようなので、普段担当している家族に確認するのがよいかもしれません。
 また、できれば女性の下着はなるべく内側に干して、人目につかないようにするといった配慮は見せるとよさそうです。

 いかがでしたか?
 この機会に家族みんなのお洗濯レベルを上げてみるのはいかがでしょうか。

ウェザーニュース

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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