海水浴で流された男児と助けようとした祖父、死亡 新潟・柏崎

 16日午後2時20分ごろ、新潟県柏崎市東港町の柏崎中央海水浴場で男性が海上に浮いているのが見つかり、海の家から119番があった。男性は病院に搬送され、死亡が確認された。県警によると、遊泳中に沖合に流された孫の男児を助けようと海に入ったという。男児は同5時半ごろ、約400メートル南西の海岸に打ち上げられているのが発見され、まもなく死亡が確認された。

 県警によると、亡くなったのは埼玉県川越市の中村隆さん(69)と中村櫂斗君(8)。もう1人の孫と3人で遊びに来ていた。隆さんは海に入ってまもなく岸から10メートルほどの地点でうつぶせの状態で動かなくなり、近くにいた人に救助された。当時、一帯には波浪や強風の注意報が出ていた。

 柏崎市によると、この海水浴場では15日までの1カ月間を「監視期間」としてライフセーバーが巡回。16日は海の家が代わって注意を呼びかけており、午後0時半ごろには市役所に「波が高いので遊泳禁止にする」と連絡があったという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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