清掃業務入札で官製談合容疑、市課長ら逮捕 茨城・石岡

 茨城県石岡市が発注した体育館の空調設備の清掃業務の指名競争入札をめぐり、非公表の指名業者を漏らすなどしたとして、県警は2日、同市教育委員会参事兼スポーツ振興課長の大久保英明容疑者(57)と、同市内のビルメンテナンス会社「アンテック」代表の矢吹泰俊容疑者(64)を官製談合防止法違反容疑で逮捕し、発表した。認否を明らかにしていない。

 捜査2課によると、大久保容疑者は2018年8月下旬、アンテックが作成した業者のリストのメモをもとに、指名業者の選定案を作るよう部下に指示。同社にだけ見積もりを作らせて予定価格を設定したうえ、指名業者名を電話で伝え、同10月11日に落札させた疑いがある。入札には7社が参加し、同社が予定価格の約99%の946万円で落札していた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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