湿度が上がる時期こそ要注意 お風呂のピンク汚れ対策とは(ウェザーニュース)

 梅雨を迎え、湿度が高くなってくると、お風呂場の汚れが気になってくるのではないでしょうか。
 その中でも目に付きやすいのが、掃除してもすぐに出てくるピンク汚れかもしれません。  お風呂場のピンク汚れの掃除方法や予防策について、ライオン株式会社リビングケアマイスター吉井和美さんに詳しく教えて頂きました。

掃除方法はこすり洗いでOK

 ピンク汚れは、黒カビとは異なり、スポンジに浴室用洗剤をつけて、こすり洗いをするだけでキレイになります。水だけでは汚れが残ってしまうことがあるので、浴室用洗剤を使うことをおすすめします。  スポンジに汚れが移ってしまう場合があるので、使ったあとのスポンジはよくすすいでください。
 スポンジをあらかじめ小さく切っておいて、毎回使い捨てにしてしまうのも手です。  気持ちが悪いからピンク汚れをこすりたくない!という場合は、塩素系カビ取り剤を活用しましょう。ピンク汚れを狙ってカビ取り剤をスプレーし、数分置いたあと、水で流せばOKです。スポンジが届きにくい場所の汚れもこれで落とすことができます。  (塩素系カビ取り剤を使うときは、換気のよい状態にし、メガネ・マスク・手袋を着用してください。また、酸性タイプと混ざると有害なガスがでて危険なので、必ず単独で使用してください。放置時間は製品によって異なるので、必ず表示を確認してください。)

温度・水分・汚れを残さない!

 ピンク汚れの増殖要因は「温度・水分・栄養(汚れ)」。この3要因がそろわないように、日頃のちょっとした心がけが大切です。  温度・水分については、次のような対策が挙げられます。  ▼温度・水分対策
 ・小物類は水はけの良い位置に
 ・浴槽はフタをして湯気が出ないようにする
 ・風呂上がりに水滴をふき取る
 ・十分に換気する  また、体からでた垢や皮脂などの汚れはピンク汚れの栄養源となるため、こちらも残さないようにする必要があります。  ▼垢や皮脂の汚れ対策
 ・使用後に全体を「お湯」のシャワーで流す
 ・壁や床を浴室用洗剤で掃除する  ここでのポイントは、水ではなく「お湯」を使うこと。水だと蒸発しにくく水滴が残りやすいので、ピンク汚れが出やすい環境になってしまう場合もあります。
 また、お湯のシャワーをかけただけでは汚れを落とし切れないので、週に1回は浴室用洗剤とスポンジなどでしっかり掃除しましょう。

ウェザーニュース

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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