父への傷害致死容疑で45歳女逮捕 母と口論中に「かっとなった」

比嘉展玖

 同居する父親を包丁で刺して結果的に死亡させたとして、警視庁は17日、東京都八王子市椚田町の無職、根津かおり容疑者(45)を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。根津容疑者は「右足の付け根や肩のあたりを数回刺した」などと容疑を認めているという。

 高尾署によると、根津容疑者は16日午後9時45分ごろ、自宅のリビングで、父親の嘉弘さん(76)の両足太ももと右腕を台所から持ち出した料理包丁で数回刺し、出血性ショックで死亡させた疑いがある。

 根津容疑者は事件当時、母親(75)と口論になっていたといい、調べに「父が怒鳴って割って入ってきたことにかっとなった」と説明。殺意については否定したという。同日午後10時ごろに根津容疑者の母親が「娘が夫を刺した」と110番通報していた。(比嘉展玖)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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