特定失踪者問題調査会が神戸でデモへ 在日失踪者の存在アピール(産経新聞)

 北朝鮮による拉致の可能性がある「特定失踪者」らについて調査している特定失踪者問題調査会と家族会が12日、神戸市内で被害者の早期救出などを求めるデモや集会を実施する。東京以外では初の開催になる。

 調査会によると、特定失踪者には、在日韓国人や在日朝鮮人が複数いる。同市東灘区から昭和54年ごろに行方不明になった特定失踪者の金田竜光(たつみつ)さん=失踪当時(26)=も在日韓国人で、今回はこうした失踪者の存在をアピールする。

 また、祖国訪問で北朝鮮に行った在日朝鮮人が、そのまま戻ってきていないケースが多数あるとの情報があり、調査会の荒木和博代表は「北朝鮮側で人質として扱われているとみられ、ある意味で拉致被害者といえる。日本に残された家族は声を上げることが難しいだろうが、今回はそうした方々にも参加を願いたい」と呼び掛ける。

 デモは12日午前11時、神戸市役所近くの東遊園地からスタート。午後1時半から兵庫県民会館「けんみんホール」で集会を開催する。集会には、同市出身の拉致被害者の有本恵子さん(59)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(91)らも参加予定。問い合わせは、特定失踪者問題調査会(03・5684・5058)。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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