特養入所者を殺害した疑いで職員の男を逮捕 「殺すつもりなかった」

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滝口信之、斎藤徹

 福島県小野町特別養護老人ホーム「つつじの里」で入所者の女性を殺害したとして、県警は7日、施設職員で介護福祉士の冨沢伸一容疑者(41)=同町和名田=を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「体を押したが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、冨沢容疑者は10月8日夜~9日朝、「つつじの里」の入所者の植田タミ子さん(当時94)の居室で、植田さんに暴行を加え、殺害した疑いがある。

 同課や施設を運営する社会福祉法人「かがやき福祉会」によると、事件が起きた時、冨沢容疑者は2人一組の夜勤を担当し、2時間おきに巡回して入所者に異変がないか確認していたという。植田さんは9日午前5時に呼吸困難になっているのが確認され、その後、施設の主治医が死亡を確認した。死因は老衰だった。警察には10日、施設関係者から通報したという。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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