猫城主、おくつろぎを さんじゅーろーの日に御座献上

 「さんじゅーろーの日」の3月16日、岡山県高梁市の備中松山城の猫城主として人気のさんじゅーろーに、特製の御座がプレゼントされた。

 座面は55センチ四方。畳でつくられ、畳縁にはさんじゅーろーのイラストが織り込まれ、金襴(きんらん)でゴージャスに囲まれている。キャスター式で座面が回転するため、観光客に愛敬を振りまきながら、くつろげるようにと工夫されている。畳製造業を営む市観光協会の中村宏史会長らが作り、金襴はひな人形を製造する市内の業者が提供した。

 さんじゅーろーは2018年の西日本豪雨後にすみ着いたオス猫。「献上の儀」では中村会長自ら御座を献上し、座ったさんじゅーろーは満足げな表情を浮かべていた。(菅野みゆき)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment