玉城・沖縄知事、政府の設計変更を不承認へ 辺野古移設めぐり

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、玉城デニー知事は、軟弱地盤対策に伴う政府の設計変更申請を不承認とする方針を固めた。近く公表する。県幹部が明らかにした。

 軟弱地盤は、辺野古の埋め立て予定海域の北側(約111ヘクタール)で見つかった。南側(約39ヘクタール)は陸地化が完了したが、北側は県の承認がなければ工事を進めることができない。不承認となれば、政府は新たな対抗措置をとるとみられ、法廷闘争に発展する可能性もある。

 辺野古移設計画は2013年12月、政府の埋め立て申請を当時の仲井真弘多知事が承認し、大きく動き出した。政府はボーリング調査に続き、17年に護岸工事、18年12月に土砂投入を開始した。土砂投入量は21年8月末現在で、計画の7・8%となっている。

 一方、「マヨネーズ並み」と…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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