球場で盗撮容疑の巡査部長を停職処分 女性7人の個人情報照会も判明

 盗撮目的で野球場のトイレに侵入したとして逮捕された大阪府警河内署交通課の男性巡査部長(32)=寝屋川市幸町=について、府警は28日、停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。巡査部長は同日付で依願退職した。府警によると、業務に関係なく府内の女性計7人の個人情報を照会していたことも判明したという。

 府警によると、巡査部長は7月22日午前9時20分ごろ、大阪市住之江区の南港中央野球場の1階女子トイレに侵入し、10代女性を盗撮した疑いがある。

 球場では全国高校野球選手権大阪大会が開かれ、巡査部長はボランティアの審判委員だった。盗撮について「この球場で3回ほどやった」と話したという。

 巡査部長は現行犯逮捕後に釈放され、9月28日に建造物侵入と府迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で書類送検された。7月に計4回、駅のエスカレーターで女性のスカート内を撮影した疑いもあるという。

 監察室によると、巡査部長は昨年4月~今年4月ごろ、自転車の防犯登録などを計13回、不適切に照会したことも判明。巡査部長は「かわいい女性が乗っていた自転車の防犯登録を見た」「名前や住所が知りたかった」などと説明したという。スマートフォンに3人の氏名などが保存されていたが、犯罪行為は確認されなかったという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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