琵琶湖でチョウザメ捕獲 体長1メートル、飼育できず放流か

 高級食材「キャビア」で知られるチョウザメが、滋賀県琵琶湖で捕獲され、県立琵琶湖博物館(同県草津市)が保護した。本来、琵琶湖には生息しておらず、担当者は「ペットショップで買うなどした人が飼育できなくなり、無責任に放流した可能性がある」とみている。

 博物館によると、5月6日、琵琶湖の北部で小型定置網にかかっているのを漁師が見つけ、博物館に知らせた。体長1メートルほどあり、年齢や雌雄はわからない。

 チョウザメは、サメとは別種のチョウザメ科の魚。ロシアや北米の河川などに生息し、日本でも昭和初期まで北海道の河川にいたが開発や乱獲で絶滅したという。キャビアとなる卵のほか、魚肉もおいしいため各地で養殖されている。

 捕獲されたのはオオチョウザ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment