生きづらさに寄り添う 桂浜水族館「おとどちゃん」が初エッセー本

【動画】桂浜水族館のおとどちゃん 初エッセー本を出版=今林弘撮影

 坂本龍馬像で知られる高知市の桂浜にある桂浜水族館の公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」が、作家活動にいそしんでいる。月刊文芸誌で連載していた初エッセーが25日、単行本「桂浜水族館ダイアリー」(税込み1540円)として発売された。飼育員らの生きづらさに寄り添った琴線に触れる筆致で、大きな口にピンクの肌の奇抜な姿からは想像できない、「文才」が人気を集めている。

エッセー本を口に入れてPRするおとどちゃん=2021年11月15日午後2時42分、高知市浦戸、今林弘撮影

 おとどちゃんは2016年、桂浜水族館の開館85周年に誕生した。その2年前、飼育員の大半が辞めるという廃館の危機に直面し、「古い、暗い、狭い」と言われた老舗水族館のイメージ刷新の大役を担ってきた。

 モデルは開館85周年の記念に水族館にやってきたトド。「I♡えさ」と書かれた大きな胸を揺らす姿は、テレビのバラエティー番組にも取り上げられた。

トドに餌をやるおとどちゃん=2021年11月15日午後3時46分、高知市浦戸、今林弘撮影

 ただ、広く知られるようにな…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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