直前に「ふらついていた」との目撃情報も 名古屋の9人死傷バス事故

【動画】名古屋高速でバスが横転して炎上した=ただのノァ(@Noa_Ark_03)さん提供

 22日午前10時15分ごろ、名古屋市北区名古屋高速小牧線の下り線で、大型バス(定員61人)が横転して炎上した。後続の乗用車1台もバスに追突して炎上。愛知県警によると、バスの乗員乗客8人のうち、2人が死亡し、ほか6人と乗用車を運転していた1人の男性計7人も軽傷を負った。

 県警によると、バスを運転していた50代の男性と連絡が取れず、安否が分かっていないという。県警は亡くなった2人の身元の確認を進めている。

 現場は名古屋高速の豊山南インターチェンジ(IC)付近。本線と出口を分ける分離帯に設置されたクッションドラムに衝突痕があった。周辺に目立ったブレーキ痕はなかった。事故の直前に「バスがふらついていた」との目撃情報があったという。県警はバスの男性運転手が誤ってドラムに衝突し、バスが横転した可能性もあるとみて自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で調べる。

 バスを運行していたのは「あおい交通」(本社・同県小牧市、松浦秀則社長)。この日、バスの運転手は午前5時前に乗務前点呼を受け、異常はなかったという。バスは午前9時55分ごろに名古屋中心部の栄を出発して、県営名古屋空港豊山町)に向かっていた。現場は一時、上下線ともに通行止めとなった。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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