真っ赤な灯台、一体どこ? 町の漁港に大きすぎる爪痕

【動画】灯台が消え、コンクリートの基礎部分だけが残されていた=笠原雅俊撮影

 台風19号の高波は高知県四万十町興津の浦分漁港に設置されていた赤い浦分港防波堤灯台を襲った。灯台は流されたとみられ、地元の漁師たちは「漁では暗闇の中、目印になる。早く復旧してほしい」と話す。

 消えた灯台はコンクリート製で高さ約9・5メートル。漁師たちは「赤灯台」と呼ぶ。県漁業協同組合興津事務所の浜田義文所長(67)によると、台風19号が接近した12日午前5時30分すぎ、灯台の姿が見えなくなっていたという。

 港周辺では、コンクリート製の大きな防波堤も破壊され、漁船5隻が転覆し1隻が海に流されていた。浜田さんは「あの日は、大きな白波が岩に何度も打ち寄せた。灯台が消えるなんて初めてだ」と驚く。

 13日、漁師歴約30年の山崎…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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