知床事故、大阪の男性の身元判明 乗員・乗客の死者20人に

長谷川潤

 北海道・知床半島沖で4月、観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は12日、現場から約10キロ離れた海岸で8月に見つかった複数の骨が、乗客の大阪市の男性(当時46)のものと確認されたと発表した。

 1管によると、8月18日に知床岬近くの文吉湾沿岸を捜索していた海保の機動救難士が、人骨のようなものを13点発見した。北海道警の鑑定で、このうち11点が大阪市の男性のDNA型と一致したという。乗客・乗員計26人のうち、死亡が確認されたのは20人となった。(長谷川潤)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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