石川・輪島で震度5強 津波の心配なし

 気象庁によると、13日午前2時18分ごろ、石川県能登地方を震源とする地震があった。気象庁によると、同県輪島市で震度5強▽同県穴水町で震度5弱▽同県七尾市や富山市、富山県氷見市などで震度4――を観測した。震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・4と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 石川県によると、午前2時35分現在、大きな建物倒壊やけが人の情報は入っておらず、震源に近い石川県警輪島署によると、管轄内で建物の倒壊やけが人の情報は入っていないという。原子力規制庁は、石川県志賀町にある北陸電力志賀原発について、異常はないとしている。

 震度5強を観測した輪島市の防災対策課の担当者は取材に「住民から被害の連絡は現時点ではない。市役所内では、棚の中のものが一部落ちたが、棚が倒れるほどではない」。また震度5弱を観測した穴水町役場の職員は「役場内の棚のファイルが一部落ちた。職員がパトロールに出たところで、現時点では被害は把握できていない」と話した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment