石破茂氏がなぜ“嫌われる”のか……「高校時代からの付き合い」石原伸晃氏が分析(ニッポン放送)

石原伸晃・自民党元幹事長が9月8日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。この日告示された自民党総裁選について語った。

共同会見も「怖い」石破氏

きょう9月8日に告示された自民党総裁選、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3人が立候補した。投開票は来週14日、現在菅官房長官が優位な情勢と報道されているが、自民党石原伸晃元幹事長率いる石原派は、菅官房長官を支持すると決めている。 辛坊)答えにくい質問をしますけれども、石破さんはなぜあんなに自民党の議員さんに嫌われているのですか。 石原)私は高校時代からの付き合い(※編集部注 慶応義塾高校の同窓)ですが……石破さん、きょう(の共同会見)なども怖いのですよ。せっかく床屋さんも行ってメガネも変えてソフトなイメージなのに、きょうはまた元に戻って、話もすごく難しかったです。最初はよかったのです。田中角栄さん、渡辺美智雄さんの話とか、なかなかソフトな感じで来たと思ったら、途中で難しくて私もついていけないくらい。やはり政治というのは一般の人たちと接する場面が多いですから、おそらく石破さんも一般の有権者の方にはあまり難しいことを言わないと思うのですが、やはり難しく言うとわからないというのはあると思うのですね。そうすると、理解が進まないというか、「この人はこんなに難しい人なのか、おっかない人だ」というイメージがついているのではないでしょうか。しかし、本人は全然違いますよ。歌を歌うとうまいし。 辛坊)歌がうまいのは関係ないでしょう(笑)

選挙が「緻密」な菅氏

辛坊)ちなみに菅さんはどういう人ですか。 石原)菅さんは、森山(国対委員長)さんと似ているのですが、選挙が厳しいのです。厳しく組み立てるのです。だから油断は絶対にしないのです。私が若いころ菅さんに頼まれて神奈川県10選挙区くらい回ったことがあるのですけれども、菅さんは人の選挙などもすべて状況を分析して、誰のところに行って、どこを長くして、厚めに誰のところで喋ってくれと言われました。 辛坊)けっこう緻密な人なのですね。 石原)緻密なのです。日米首脳会談はけっこう行われまして、もちろん総理が行っての会談には同席しませんが、電話会談などをするとほとんど自分は同席していたと。36回中35回同席していたと。これはなかなか知られていなくて私も知らなかったので、菅さんの演説で初めて聞いたのですけれども、なるほどと思いました。

菅氏は外交が苦手ではない

辛坊)菅さんは外交が苦手だとよく言われて。逆に、他に苦手なところがないからそこが見つけやすいのかもしれませんが、いまの話を聞くとそうでもなさそうですよね。 石原)ええ。自信を持っているからわざと言われたのだと思うのですよ。外交がわかるというために言うのであれば、人に言わせればいいだけですから、自分はわかっていますよというのをさりげなく言われたのだと、私は聞いていてそう思いました。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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