神戸ルミナリエの代替催し、12月9日から 4カ所で分散展示

鈴木春香

 新型コロナウイルスの影響で3年連続の中止が決まった光の祭典「神戸ルミナリエ」について、神戸市などでつくる組織委員会は31日、市内中心部4カ所に装飾を分散展示する代替の催しの概要を発表した。12月9~18日に開催する。

 メイン会場の東遊園地神戸市中央区)には、イタリア語で「音楽の家」を意味するドーム状の作品「カッサ・アルモニカ」を置く。高さ約11メートル、直径7メートル。従来のルミナリエでもメインの装飾の一つとして設置されていた。今回は作品内にステージを設け、コンサートを開催する予定。

 ほかに東遊園地を含む市内4カ所で、イタリア語で「バラ窓」を意味する作品「ロソーネ」(直径3メートル)を9点展示する。

 神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂や復興を願い、震災が起きた1995年から毎年12月に開催してきた。2020年以降、新型コロナの影響で中止している。(鈴木春香)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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