神戸産フルーツの焼き菓子、シンガポールで発売(産経新聞)

 神戸市産の果物で作ったジャムが入った焼き菓子「神戸フルーツフィナンシェ」が今月、シンガポールで発売された。賞味期限が60日と短いため輸出はせず、現地で生産している。関係者は「海外に神戸スイーツのおいしさを知ってほしい」と話している。

 フルーツフィナンシェは、神戸スイーツの魅力発信拠点「SWEETS BASE リトル神戸」(同市東灘区)を運営するスイーツプロデュース会社「CUADRO」が企画。神戸洋藝菓子ボックサンの福原敏晃シェフが監修した。

 菓子の中には、パティスリーアキトの田中哲人シェフが神戸市内でとれたイチゴやブルーベリー、イチジクで作ったジャムが入っている。果物をそのまま使うと季節が限定されるため、保存できるジャムを使うことにしたという。

 シンガポールで販売しているのは「パティスリー・フロー キャピタル店」。店の関係者が2年前に神戸を訪れた際、神戸産の果物に興味を持ったことが縁で交流が続き、販売が決まった。現地での製造には神戸スイーツに多用される増田製粉所(同市長田区)の小麦粉を使い、日本語が入った包装を使用している。

 CUADROの三坂美代子代表は「海外の人に神戸フルーツ、スイーツのおいしさを知ってもらい、神戸を訪れるきっかけにしてほしい。ほかの国でも販売できれば」と話している。

 フルーツフィナンシェはリトル神戸などでも販売している。6個入り1500円(税別)。また、神戸市のふるさと納税の返礼品にもなっている。

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment