神社でも放火の疑い 女性死亡の火災で起訴された男を追送致

板倉大地

 昨年3月に北九州八幡西区の住宅兼酒店が全焼し、住人の女性(当時82)が死亡した火災で、現住建造物等放火罪などで起訴された男が、同市小倉北区の貴布禰(きふね)神社などにも火をつけたとして、福岡県警は14日までに、男を非現住建造物等放火などの容疑で福岡地検小倉支部に追送致し、捜査を終えたと発表した。いずれの容疑についても黙秘しているという。

 男は住居不定、無職の森本晴政容疑者(49)。県警捜査1課によると、2020年11月~21年1月、小倉北区長浜町の貴布禰神社や同区のマンションのゴミ置き場、八幡西区のマンション駐輪場の自転車に何らかの方法で火をつけ、社殿やゴミ、自転車などを焼損させた疑いがある。いずれも近くの防犯カメラの映像などから特定したという。

 森本容疑者はこのほか、八幡西区の住宅兼酒店を全焼させたとされる事件など、21年2~3月に起きた4事件について起訴されている。(板倉大地)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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