福岡・篠栗町5歳児餓死、「心理的支配」の判断は 母親きょう初公判

中山直樹、板倉大地

 福岡県篠栗町で2020年4月、三男の翔士郎(しょうじろう)ちゃん(当時5)に十分な食事を与えずに餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の碇(いかり)利恵被告(40)の裁判員裁判が6日午前10時から福岡地裁で始まる。

 弁護側は、碇被告が知人の赤堀恵美子被告(49)=同罪などで起訴=から心理的な支配を受け、正常な判断ができない状態だったとして情状酌量を求める方針だ。一方、碇被告と分離して裁判が開かれる赤堀被告は、弁護人によると「支配はしていない」と共謀について否認しているという。(中山直樹、板倉大地)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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