空の便、鉄道、高速道路…ほぼ「コロナ禍前」の混雑に 大型連休予測

 交通各社によると、今年の大型連休はコロナ禍前の混雑が戻りそうだ。

 空の便では、水際対策が29日に終了した。全日空では、連休期間中(29日~5月7日)に羽田と成田からハワイに向かう便の予約率がコロナ禍前の2018年の9割近くに回復。国内線全体でも93・5%まで戻った。日本航空の国内線も18年比98・6%に回復した。

 JR旅客6社によると、28日~5月7日の新幹線・在来線の指定席の予約数は前年比1・68倍の245万席で、18年の9割まで戻った。JR東海によると、東海道新幹線は26日時点で予約数が18年度を超えた。前年比では1・4倍。担当者は「観光利用が好調で、今後も回復傾向が続くことを期待している」と話す。

 高速道路各社は、下り線で5月3、4日、上り線で3~5日に渋滞が多発すると予測し、利用日時の分散を呼びかける。28日~5月7日に全国の高速道路で発生する10キロ以上の渋滞は計356回と予測。19年の557回より36%少なく、昨年の283回より26%多い予想だ。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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