立ち入り禁止の地下トンネルがランウェー 大阪・守口でモデル撮影会

小杉豊和

 雨水などを一時的に地中にため、地上での洪水を防ぐ「地下トンネル」を使ったモデルの撮影会が18日、大阪府守口市であった。このような場所での撮影会は珍しいという。

 このトンネルは守口市から門真市に設置される「門真守口増補幹線」で、長さ約2キロ、直径約4・2メートル。地下約20メートルにあり、現在は工事中だ。普段は関係者以外は立ち入り禁止だが、全日写連大阪府本部が府東部流域下水道事務所の協力を得て、撮影会を開いた。

 現場には、工事用の資機材を乗せて運ぶためのレールが敷かれていて、通路の中央付近に撮影用の足場板を設置。モデルたちはキツネのお面をかぶるなどして撮影に応じていた。

 同事務所の原田聖司・建設課長は「撮影会を通じて、寝屋川流域で浸水対策に向けた施設整備が進んでいることも知ってほしい」と話す。(小杉豊和)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment