立てこもり事件の容疑者「最も大切なのは命」 中学の卒業アルバムに

 長野県中野市で警察官ら4人が死亡した事件で、自宅に立てこもってから約12時間後、自ら手をあげて投降し、殺人容疑で逮捕された青木政憲容疑者(31)は、どんな人物なのか。

 県警によると、容疑者は父である中野市議会の青木正道議長(57)、母(57)、おば(60)との4人暮らしだった。

 中野市内の小中学校を卒業した。中学の卒業アルバムでは、「自分が思う事」と題して作文を書いていた。

 「一・大事な物について この世の中で最も大切なものは『命』だと思います」。その書き出しで始まる作文は「では二番目は何かと問われたら私は間違いなく『金』と答えるでしょう」と続き、「金の無い者は生きていけない」「いくら綺麗事(きれいごと)を言っても、実際の社会では金が全ての面においてモノを言うのであります」「自分も将来は、ワーキングプアに陥いるのではないかと心配であります」(原文ママ)などと記していた。野球部に所属していたという。

 中学時代の同級生の男性は「…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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