立川VS調布 対立グループの襲撃で凶器準備した疑い 22人摘発

大山稜

 対立するグループを襲撃するための凶器を準備したとして、警視庁は、東京都立川市調布市をそれぞれ拠点とする二つのグループの男計22人(16~22歳)を凶器準備集合容疑で逮捕・書類送検したと1日発表した。調べに対し、全員が「知らない。関係ない」などと話しているという。

 少年事件課によると、立川側の7人と、調布側の15人の計22人は、昨年11月19日深夜~20日未明、スタンガンや包丁、金属バット、鉄パイプなどを準備して東京都武蔵村山市の公園に集まった疑いがある。バットに多数の釘を打ち付けたものもあった。

 実際に凶器を使って暴行したのは立川側の7人だったといい、同課はこの7人を暴力行為処罰法違反容疑でも摘発した。調布側の6人が重軽傷を負ったという。

 調布側のリーダーの男がインスタグラムに「バイクで立川ツーリングするから立川市民よろしく」と投稿。これを見た立川側の1人が「来るなら来い」などと調布側のメンバーに電話をかけるなどして対立に発展したという。

 立川側の数人は、今年1月にあった東京都東大和市成人式の会場周辺で改造したバイクや車に乗って暴走したとする道路交通法違反容疑でも摘発されている。(大山稜)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment