竪穴住居に「ただいま~」弥生人そっくりさん、決戦一夜明け集落跡へ

【動画】弥生人になりきって火起こしやEXILE風ダンス=大久保直樹撮影

 国史跡・青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡(鳥取市)で出土した頭蓋骨(ずがいこつ)から復元した顔のそっくりさん10人が29日、国内最大級の弥生時代の集落跡がある妻木晩田(むきばんだ)遺跡(鳥取県米子市、大山町)を訪れ、火起こし体験や竪穴住居の見学などを満喫した。仲良くダンスに挑戦するなど、弥生人がつないだ縁を深め合った。

 鳥取県の「そっくりさん大集合ツアー」の一環。鳥取市で前日に開かれたそっくりさんグランプリを終えた参加者たちは、復元された竪穴住居や高床倉庫を目にして、「懐かしい」「ただいま~っ!」などと弥生人になりきって見学した。

 火起こしは木の棒を十字に合わせて使う「舞ぎり法」で挑戦。強い日差しの下、汗をかきながらも慣れた手つきで棒を上下に動かし、次々と火だねを起こしていった。そっくりさんグランプリで優勝した大阪府柏原市の吉田昌弘さん(35)は最後まで苦戦し、ほかの参加者から「グランプリっ! がんばれっ」とエールを送られていた。

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 グランプリの緊張から解放さ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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