競い合う「選手権」でタイピング力を伸ばす 各地から「方法教えて」

 パソコンやタブレット端末のキーボードで文字を入力するタイピング。これからを生きる子どもたちに必要なスキルを楽しみながら習得してもらおうと、ICT(情報通信技術)を活用した教育に力を入れる大阪府枚方市は、昨年度から市内の小中学生が参加する「タイピング選手権」を開いている。

 昨年12月中旬、市立小倉小学校の子どもたちが、2時限目の後の20分休みに体育館に集まった。「小倉小タイピング選手権」。この日は、校内ランキングで上位につけた12人が個人戦に挑んだ。

 高学年の部に、4年2組からはタイピングの得意な寺田煌也君と杉本真翔(まなと)君が出場。「プレイグラムタイピング」というアプリを使い、2分間でタイピングの正確さ、速さ、ミスタイプ率の低さを得点にして競う。iPadの画面に「猪突(ちょとつ)猛進」「上を向いて歩こう」などの熟語や文章が次々と表示され、真剣な表情でミスをしないようにローマ字入力をしていった。

 高学年の部では寺田君が優勝…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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