米国で気の緩み?各地で大混雑 新型コロナ対策はどこへやら(スポニチアネックス)

 米国は25日がメモリアルデー(戦没者追悼記念日)で休日だが、週末にかけて各地で人出が多くなり、場所によってはマスクなしの“3密状態”となっているケースが多数、報告された。

 AP通信によれば、フロリダ州のデイトナビーチでは24日、220人以上が集まっていたビーチサイドの道路で発砲事件が発生し、数人が負傷。同州タンパではビーチに多数が集まったために駐車場を閉鎖する事態となった。

 ミズーリ州中部のオザークス湖ではレストランやバーが満員で、しかも誰もマスクを着用していない場面が動画として投稿されるなど、新型コロナウイルスの行動制限緩和に伴って、これまで順守していたソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)が確保されていないエリアが急増。ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官、デボラ・バークス氏(64)は「週末にかけて混雑している場所が多いことを注視しています。ソーシャル・ディスタンシングは必ず守ってほしいし、そうでなければ戸外にいるか、もしくはマスクの着用を!」と呼び掛けているが、東部や南部のビーチや飲食店ではすでに従来の“日常生活”に戻ってしまった人たちが増えている。

 ノースカロナイナ州では前週にこれまでの最多となる1日の感染判明者を出しており、第2波を指摘する声も噴出。世界最多となる9万8000人の死者を出している米国の今後の動向が注目されるところだ。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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