米軍ヘリ窓落下、沖縄県民「何か落ちてくる恐怖、常に」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の大型ヘリCH53Eが、沖縄県の東海岸沖約8キロで窓(重さ約1キロ)を落とし、謝花喜一郎副知事は30日夕、県庁で沖縄防衛局の田中利則局長らに抗議し、同型機の1週間の運用停止を米軍に求めるよう要請した。県は近く、米軍にも抗議する。

 防衛局や米軍によると、ヘリは27日午後5時半ごろ、海上を飛行中に窓を落とした。窓は機体後部にあり、緊急時の脱出口として取り外せるという。窓はプラスチック製で重さ約1キロ。一辺の長さが約58センチと約47センチ。

 防衛局が県に連絡したのは29日夕だった。謝花副知事は「速やかな通報を日米両政府と米軍に機会があるごとに求めている。強い憤りを禁じ得ない」と批判。同型機が2017年12月、宜野湾市の普天間第二小学校の校庭に窓を落とした事故も挙げ「米軍の再発防止策が極めて不十分と言わざるを得ない」と指摘した。

 田中局長は「事案発生と合わせ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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