精子提供を受けて出産、でも… 大阪訴訟の原告「もっと踏み込んで」

 同性どうしの結婚を認めていない民法の規定などの違憲性を問う訴訟で、東京地裁は30日、「違憲状態」という判断を示した。「合憲」とした大阪地裁判決を受けて控訴している大阪訴訟の原告らは、東京地裁判決を前向きに受け止めた。

 京都市の坂田麻智さん(43)は東京地裁で判決を傍聴した。「違憲状態」という裁判長の言葉を聞き、「明確な違憲ではなかったので、最初に聞いた時は戸惑った。大阪判決より前進する内容で、踏み込んでくれたと感じた」。国会に対し、子の福祉などに配慮した議論を求めた点も「同性カップルの子どものことを考えてくれたのかなと思う」と評価した。

 判決は、同性カップルが家族…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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