紫式部の「墓」なぜ神戸に 線路脇にひっそり、地獄落ち伝説と関係?

 NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部。その「お墓」と伝わるものが、神戸にある。京都で活躍したとされる紫式部の墓が、なぜ神戸にあるのか。

 神戸電鉄の藍那(あいな)駅(神戸市北区山田町藍那)のすぐそば、線路脇の人目につかない場所に、それはひっそりとたたずんでいる。

 塔の形をした石造りで、高さ約1・7メートル。正面には「永和二年七十四」、南北朝時代の1376年7月14日にあたる日付が刻まれている。

 傍らにある立て看板には「紫式部の墓と伝わるが、当人が生存したと推定される平安時代中期とは三百年以上の開きがあり、由来は不明である」と書かれている。

 なぜこれが紫式部の墓なのか。

 看板を設置した「山田民俗文…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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