総監督が思うAKB48に必要な変革 向井地美音さん

(AKB48グループ 世の中って…)向井地美音さん〈AKB48〉

 この1年は「1歩進んでは2歩戻るみたいな1年だったな」という印象です。ファンの方となかなか会えなくなってしまった今、少しでも出来ることを考えようと、おうちからのYouTube配信を始めたり、劇場公演もお客さんを減らして再開したり、少しずつ進んでいった面もあれば、今年1月の東京ドームシティホールでのライブが中止になってしまうなど、「先が見えては戻って、見えては戻って」という感じで、もどかしかった1年でした。

 「ライブをしてほしい」「シングルを出してほしい」という二つが、ファンの方から一番言われることです。私も本当にそうしたいと思っているのですが、AKB48だからこそ挑戦しすぎることが出来ず、保守的になってしまっているように感じていて、それが今の悩みです。

 AKB48は国内のグループからの選抜でCDを出していましたが、今は地方からメンバーに来てもらうことも厳しい状況です。

 私はAKB48の若い子たちのチャンスの枠がもともとすごく少ないなと感じていました。コロナ禍になってから、歌番組に出させていただくときにAKB48のメンバーだけで出るということが何回もありました。そのときに初めて選抜に入れた子や、注目されてツイッターで話題になった子もいたので、チャンスがあるのなら、AKB48だけでのCDを出すというのは本当に1回やってみたいなと思っています。

 インタビューの後半では、YouTubeチャンネルの活動で得た手応えや、個人としての目標についても語ってくれました。

 ただ、それはAKB48という…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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