加害教師は「いじめに厳しかった」…卑劣ないじめはなぜ起きた?
神戸市の小学校で起きた、“教師による教師いじめ”。前代未聞の、教師による悪質ないじめとは、どのようなものだったのか。
これは、小学校の現役教師4人が、同僚の男性教師に行ったいじめの様子を撮影した写真。
後ろから羽交い絞めにされた男性の口に入れられようとしているのは、激辛カレーだという。
さらに、激辛カレーを目や口にこすりつけているように見える、痛々しい写真も。
去年12月には被害教師の車の上に乗ったり、車内でわざと飲み物をこぼしたりする陰湿な嫌がらせもあったという。
4人の加害教師たちは小学校では中心人物であり、児童や保護者からも信頼されていたという。
「直撃LIVEグッディ!」は、加害教師について取材。40代の女性教師が卒業文集に載せたメッセージを手に入れた。
「置かれた場所で咲きなさい これからの人生で自分が希望する環境にいつもいられる訳ではありません。自分が置かれた場所に、不平不満を言うのではなく、そこで精一杯 自分なりの花を咲かせましょう。これは、先生の大好きな言葉です。がんばってね」
「自分が置かれた環境で精一杯頑張る」。卒業生にそんなエールを送っていた一方で、自身は信じがたいいじめを行っていたことになる。
さらに、この春まで女性教師のクラスだった卒業生から驚きの証言を得た。
「カレーを無理やり食べさせた、みたいな」
「なんかポンコツやから“ポンちゃん”ってたまに呼んでた」
冗談のつもりなのか、笑いながら教え子に話していたという女性教師。いじめ行為をしている自覚がなかったのだろうか。
さらに、加害教師の中には、児童の間でいじめが行われていることが明らかになったとき、いじめていた児童を呼び出すと「自分が何をしたか考えろ」と20分もの間、厳しく叱った男性教師もいたという。
現在、いじめを受けた教師は精神的に不安定になり、先月から休職している。一方で、4人の加害教師はいじめ行為を認め、有給休暇を取っている状態だという。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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