羽田着陸寸前に別機が滑走路横断 重大インシデント認定

 国土交通省は16日、羽田空港で航空機が着陸寸前に、別の航空機が滑走路を横切る問題があったと発表した。国交省は航空事故につながるおそれがあった重大インシデントに認定し、国の運輸安全委員会が調査を始めた。

 国交省によると、問題が起きたのは15日午後6時4分ごろ。神戸発羽田行きスカイマーク110便(乗員・乗客186人)がA滑走路に向け着陸しようとしていたところ、カナダ・バンクーバー発羽田行きの全日空115便(乗員・乗客239人)が同滑走路を横切った。スカイマーク機は約3分後、無事に着陸した。けが人はいなかった。

 スカイマーク機は羽田の航空管制官から着陸許可を受け、全日空機もその直後にA滑走路横断の許可を受けたという。通常は同じ管制官が、これらの許可を出すことになっているという。管制官が誤って許可を出した可能性があり、運輸安全委が調査する。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment