老人福祉施設の利用者に暴行、死なせた疑い 介護福祉士を逮捕 足立

 介護老人福祉施設で利用者の男性を殴るなどして死なせたとして、警視庁は24日、東京都足立区にある「ケアホーム花畑」の介護福祉士、福沢薫容疑者(54)=足立区一ツ家2丁目=を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。「昼食介助中に右太ももをつねられ、腹が立ち1発強く殴ってしまった」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、福沢容疑者は8月19日ごろ、久保栄治さん(81)=足立区=の顔を右手で殴る暴行を加えてけがを負わせ、翌20日、搬送先の病院で急性硬膜下血腫などで死亡させた疑いがある。久保さんは19日からショートステイで施設を利用していた。

 福沢容疑者は久保さんの顔のあざについて、「柵にぶつかった」という虚偽の報告を施設側にしていた。久保さんは19日夜は意識があったとみられるが、20日朝に容体を確認したところ、久保さんが呼びかけに応じなくなり、不審に思った別の職員が同日午後2時ごろに119番通報し、事件が発覚した。(増山祐史、遠藤美波、長妻昭明)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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