自民・秋元司議員を逮捕、IRめぐる収賄容疑 特捜部

 カジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、中国企業側から現金300万円などを不正に受け取っていたとして、東京地検特捜部は25日、自民党の衆院議員、秋元司容疑者(48)=東京15区=を収賄容疑で逮捕した。特捜部は同日午前、秋元議員に出頭を要請し、同容疑で取り調べていた。

 中国企業が不正に現金を持ち込んだとされる外国為替及び外国貿易法違反事件は、現職国会議員の汚職事件に発展した。

 秋元議員は25日午前10時すぎ、自身のフェイスブックとツイッターを更新し、「この度は、このような事態となりお騒がせしておりますことを、お詫(わ)び申し上げます。しかし、私は、不正には一切関与しておりません。そのことは、引き続き主張してまいります」と書き込んだ。これまでに特捜部は秋元議員を任意で事情聴取していたが、不正への関与は否定していたとみられる。

 秋元議員は2017年8月から内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIR担当だった。特捜部はこれまでにIR参入をめざしていた中国企業の日本法人と、秋元議員の議員会館の事務所や元秘書宅を捜索。元秘書らを聴取するとともに押収した資料を分析した結果、秋元議員が中国企業側に便宜を図る見返りに現金を受け取った疑いが浮上し、24日に逮捕状を請求していた。

 中国企業はインターネットカジ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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