長野県安曇野市穂高有明のスーパーの駐車場で昨年12月28日午後2時過ぎ、近くに住む女性(80)が自転車で転倒し、右足を骨折する事故があった。女性は今月11日、自宅の廊下で倒れているのを訪れた知人が見つけ、119番通報したが既に亡くなっていた。
県警安曇野署によると、女性は買い物を終えた後に単独で転倒。司法解剖したところ、右足の骨が折れていた。重傷を負ったことなどが原因で死亡した可能性があるとみて調べている。
同署によると、女性は一人暮らし。自宅で見つかった際、普段買い物などに使っていた自転車が見当たらなかったことから、防犯カメラなどを確認して調べたところ、事故を起こしていたことがわかった。
このとき、店員が救急車を呼ぼうとしたが、女性が断ったため、自転車は店が預かった。店員が女性を車に乗せ、自宅まで送り届けたという。
同署は他に外傷がないことなどから、女性が帰宅後、さらに骨の損傷が進むなどして、動けなくなった可能性があるとみている。(佐藤仁彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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