若き日の手塚眞 大島渚が「2世」と知らず与えた評価は

 高校時代から映画をつくり、その名を知られたヴィジュアリストの手塚眞さん(58)。プロとして通じるか自信を持てずにいた青年に対して、偉大な父の存在とは関係なくその才能を認め、励まし、業界に迎え入れてくれたのは、映画監督の故大島渚(なぎさ)さんだった。

あいさつするとびっくり

 高校の映画研究部で本格的に映画づくりを始め、2年の時に撮った初監督作品「FANTASTIC★PARTY」(1978年)は、吸血鬼を自称する男や妖精が登場し、不思議なエピソードが次々に展開する青春ドラマ。出品した8ミリ映画の全国コンクールの審査員が大島さんだった。

 高校部門の特別賞を受け、授賞…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment