英国政府、ロックダウン緩和後も肥満にテレワーク義務化検討 コロナ感染で高リスク(ENCOUNT)

「免疫システムが他と比べて弱い」

 世界で370万人以上の感染者と25万人以上の死者を記録している新型コロナウイルス。基礎疾患を持つ感染者が重症化するケースが顕在化する中、英国政府ではロックダウン緩和後も肥満の人々に在宅勤務を義務付ける可能性が浮上している。英地元紙「ザ・サン」が報じている。

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「コロナウイルスのロックダウン解除のための草案によると肥満の英国人は、自宅勤務を余儀なくされるかもしれない」

 記事ではこう報じている。政府法案でロックダウン解除も自宅勤務を指示する可能性が高まっているのは70歳以上の高齢者、妊婦に加えて、重度の肥満の人々。

 英国では成人の約30%が「臨床的に肥満」と記事では指摘。欧米でも高いレベルで、「肥満患者は免疫システムが他と比べて弱いため、新型コロナに対するリスクが高い」と注意している。

 保健省のマット・ハンコック大臣も英国の肥満度の高さと、世界で4番目に多い2万9000人以上の死者を出した英国の新型コロナ被害の因果関係に関して言及。

「このウイルスに関する知見は日々高まりを見せている中、他よりも特定のグループにより感染するように見える。世界中のデータから、肥満度とコロナウイルスの衝撃の関連性が存在する可能性が高い」

 ハンコック氏はこう語ったという。世界的にテレワークが進む中、感染のリスクの高い層は感染収束後もステイホームを意識することになるかもしれない。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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