茨城の死亡ひき逃げ、タクシー運転手ら逮捕 「人ではないと思った」

西崎啓太朗

 茨城県龍ケ崎市の県道で10日未明、男性がひき逃げされて死亡した事故で、県警は11日までに、会社員小玉慎悟容疑者(43)=同市出し山町=と、タクシー運転手会田誠司容疑者(55)=千葉県佐倉市井野=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。両容疑者はいずれも、「何かにぶつかったが、人ではないと思った」と容疑を否認しているという。

 竜ケ崎署によると、亡くなったのは、龍ケ崎市佐貫町、会社員高崎拓磨さん(28)で、頭などから血を流して倒れていた。現場には引きずられたような痕跡もあった。

 両容疑者はいずれも10日午前2時50分ごろ、同市小通幸谷町の県道で乗用車を運転中、高崎さんをひいたが救護せずに逃げ去り、死亡させた疑いがある。会田容疑者は当時、業務でタクシーを運転していた。

 防犯カメラの解析から両容疑者が浮上した。両容疑者の車の底部やタイヤには、人をひいたような痕跡が残っていたという。同署は他にも事故に関わった車がないか捜査している。(西崎啓太朗)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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