皇室に献上すると持ちかけて農家から農作物をだまし取ったとして詐欺と偽造有印公文書行使などの罪に問われた農業園芸コンサルタント(75)=東京都練馬区=の被告人質問が25日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)であった。被告は「陛下に召し上がってもらう農産物を推薦する権利があった」と主張した。
起訴状によると、被告は2022年6月下旬、福島市の農家の70代男性に「宮内」の印影を押し、偽造した文書で桃の献上を依頼し、同8月1日、男性から桃4箱をだまし取ったとされる。同様の手口で茨城県筑西市の農家の70代男性から同月末、シイタケ約2キロをだまし取ったとされる罪などでも起訴されている。
この日の被告人質問で、19…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment