規定量未満のワクチン、33人に接種か 効果確認へ

 青森県弘前市は25日、65歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの個別接種で、誤って33人に本来より少ない量のワクチンを接種した可能性があると発表した。体調不良など健康被害は報告されておらず、33人には2回目の接種後に抗体検査を行ってワクチンの効果を確認する。

 市によると市内の医療機関で22日、一回あたり0・3ミリリットルを接種するところ、0・2ミリリットルしか接種しなかった可能性がある。市が委託した医療機器業者が誤って注射筒に合わない注射針を医療機関に納入。医療機関は気づかずに誤った組み合わせの注射筒と針を使ったため、接種時に注射器を十分に押し込めず、一部のワクチンが筒内に残っていたという。

 市医師会は、規定より少い量の接種で医学的な問題はないと判断している。市は業者に納品時の点検を徹底させ、再発防止を図るという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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