解消に28時間「さすがに疲れた」 新名神の立ち往生、要因は

 大雪の影響で三重、滋賀両県内の新名神高速道路で起きた立ち往生は、発生から約28時間後の26日午前8時5分ごろ解消した。通行止めは、亀山ジャンクション(JCT)―甲賀土山インターチェンジ(IC)の下り線が26日夜に解除された。四日市JCT―亀山西JCTの上下線は27日午前に解除される見通し。

 「28時間いましたからね。さすがに疲れました」

 愛知県豊川市のトラック運転手、南部正明さん(55)は26日早朝、二晩を過ごした下り線の鈴鹿パーキングエリアから出ることができた。解消の見通しや除雪の状況も分からなかったという。「もう少し早く予防的に通行止めしていれば、ここまで立ち往生は起きなかったのでは」

 中日本高速道路によると、予想以上の降雪や、滋賀県側の名神高速から連なった渋滞のために、除雪車を投入できなかったという。同社は降雪予測などを踏まえ、関係機関と協議して通行止めの可能性がある区間を事前に決めて公表しているが、今回の現場はこの区間に含まれなかった。

 国道25号(名阪国道)は…

この記事は有料記事です。残り419文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment