証拠隠滅で母と弟は焼かれた 普通の女の子だった私が変わった日

 愛知県豊田市にある1Kアパートで、エィミィミィさん(26)は窓際に置かれた写真をじっと見つめていた。

 写真の脇には、白いユリと菊の花。「平和が戻るまで、頑張るから」。写真の中にいる母と弟に誓うのが日課になった。

 ミャンマー出身のエィミィミィさんは母国の大学で電気工学を学び、2019年1月に技能実習生として来日した。今は、豊田市内の紡織工場で働いている。

 日本が好きな父の影響もあり、ミャンマーで2年間日本語を勉強した。

 来日して2年が経ち、日本の生活にも慣れてきた昨年2月。生活は大きく変化した。

 母国で国軍のクーデターが起きた。抵抗する市民は弾圧された。

 現地の様子はフェイスブックで知った。

 血を流す市民の写真も見た。「人が苦しんでいるところは見たくない」。大学時代には、食糧や水が不足している村でボランティアをしていたこともある。

 「日本にいる自分には何ができるだろう」。模索する日々が始まった。

街頭に立ち訴えた 「助けてください」

 クーデター直後、名古屋市内…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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