警察官にドライバー突きつける 男を容疑で逮捕 発砲の弾で負傷

 愛知県春日井市で17日に職務質問中に逃走しようとした車に警察官が発砲した事案で、県警は27日、岐阜市内の無職の男(56)を公務執行妨害の疑いで再逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。弾は男に当たり、2週間のけがを負ったことも判明した。

 県警によると、男は17日午後5時ごろ、春日井市内の駐車場で、職務質問した男性巡査長(33)にドライバーのようなものを突きつけるなどして職務を妨害した疑いがある。

 巡査長は、車を発進させた男に対して、計2度警告したうえで車の右前輪めがけて約2メートル離れた位置から発砲した。男は20日に自宅で同容疑で逮捕され、弾が左肩に当たっていることが判明。いったんは治療のために釈放し、回復したため再逮捕した。

 県警機動捜査隊の松岡秀秋・副隊長は「現時点で適正な拳銃使用と考えているが、受傷した経緯などを取り調べにより明らかにするなど引き続き確認する」とコメントを出している。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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