将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の第2局が8月23日に行われ、豊島将之名人(王位、29)と木村一基九段(46)が、午後6時から40分間の夕食休憩を終えて、夜戦に突入した。
第1局は豊島名人が勝利、本局も勝てば広瀬章人竜王(32)への挑戦権を獲得する。対する木村九段は、巻き返しでタイに戻せるか。両者は王位戦七番勝負でも熱戦を繰り広げており、20・21日には2日間で285手に及ぶ長手数の対局を終えたばかりだ(木村九段が勝利)。
本局は相掛かりから、豊島名人が研究の成果なのか、中盤まで持ち時間をほとんど使わない早指しを披露。持ち時間5時間のうち、自身の55手目までにわずか4分しか消費しなかった。それでも57手目には一転して、2時間6分の長考。夕食休憩直前にも1時間24分の長考に入った。この2度目の長考で、残り持ち時間が逆転した。
持ち時間は各5時間で、先手は豊島名人。
【夕食の注文】
豊島将之名人 カレーライス 木村一基九段 チラシ並
【夕食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之名人 1時間26分(消費3時間34分) 木村一基九段 1時間52分(消費3時間8分)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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